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「場づくり」とは可能性があふれること

ローカルな場づくりの教室(実践編)

2020 年 11 月 19 日(木) 〜 8回

募集中

新型コロナのもろもろで、地域を超えた”オンラインコミュニティ”という新たな可能性が開かれたと同時に、当たり前のようにあった地域のつながりや地元コミュニティの有り難さ、かけがえのなさを再認識した、という方も多いのではないでしょうか。

ポストコロナを見据えて、自分らしく、自分たちらしく、地に足をつけた暮らしをつづけていくために、私たちグリーンズは、今あらためてローカルな”場づくり”に希望を感じています。

地域の中に頼りあえるゆるい関係性がほしい。つながりのなかで自分らしくいられる場所をつくりたい。そんな思いに応えるために、新クラス「ローカルな場づくりの教室(実践編)」がスタートします!

メイン講師に『場づくりという冒険 いかしあうつながりを編み直す』著者であり、兵庫県尼崎市を中心に「ミーツ・ザ・福祉」や「カリー寺」、「尼崎傾奇者(かぶきもの)集落」といった場づくりの実践を重ねてきた藤本遼さんをお迎えし、場づくりの基本やプロジェクトマネジメント・広報など、深いあり方の部分から、具体的なアクションまで全面サポートする実践クラスです。

そろそろ本気で、地域に根ざした活動をしてみたい!という方、すでに実践しているけれど今こそ原点回帰したい、という方など、”ガチ”で場づくりに興味がある方のご参加をお待ちしています。

※本ゼミは、チャットツール「facebook(グループ)」とオンライン通話サービス「zoom」を活用して、完全オンラインで少人数制で行ないます。

 

藤本遼さんからのメッセージ

みなさん、こんにちは。「株式会社ここにある」の藤本遼と申します。今回のイベントページをご覧くださいまして、ありがとうございます。

当方はこれまで、兵庫県尼崎市という地域を中心にして、そのまちで暮らしている方やそのまちに関わっている方とともにさまざまなプロジェクトや企画、活動をつくってきました。ありがたいことに「遊び」ではじめたものが徐々に仕事になっていき、会社にもなった、そういういきさつでぼくたち自身も成長してきました。

ローカルにおける「場づくり」には、楽しさと難しさがあると思っています。

実際に自分の住んでいるまちに知り合いや仲間が増えていくことは、この上ない楽しさであり、喜びになります。自分が「居場所」だと思える場所や活動、コミュニティが増えていくことは、とても素敵なことです。活動を通してお互いのことを知り、お互いのよさを発揮し合うこと。その中で関係性もどんどん深まっていきます。

一方で、関係性が固定化してしまうことも大いにあります。近所(自転車圏内)に住んでいるがゆえに頻繁に会えてしまうこと。その中で、悪い意味での「常連化」が起こり、排他的になっていく場やコミュニティもたくさんあります。また地域には、いろいろなしがらみや既存の関係性、既得権益などもまだまだ残っているので、関わりのつくり方や関係性のつなぎ方などで難しい部分もたくさんあります。

ぼくも幾たびか入り方や関わり方を間違えて、大変な思いをしたことがあります。

相手が大切にしていることをリスペクトできなくて、関係性が破綻してしまったこと(その人がいる場所には行きづらくなりました)や、仲間がプロジェクトから離脱してしまったこと(それでもその人は地域でお店を営んでいるので、なんとなく出会うこともあるかもしれません)、プロジェクトメンバーとの苛烈な対立なども経験しています。

その度に「しんどいな」「大変だな」「面倒だな」と思ってしまう気持ちがなくはないのですが、でもそのひずみと向き合う中でしか見えないものもあるのではないかと思っています。関わるそれぞれが「仕事」ではない中(ローカルにおける活動や「場づくり」はそういうことも多いです)で、それでもどうやってプロジェクトを前に進めていき、楽しく暮らしをアップデートしていくのか。一方で、プロデューサーやファシリテーターとして、どう「仕事」にしていくのか。そのバランス感覚。

いろいろと難しい部分もあるのですが、それでもローカルでの活動は楽しいです。

今回の講座においては、ぼくたちがこれまで進めてきたことや実践・活動の中で学んできたこと、考えてきたことを余すところなくみなさんと共有できる機会になればと思っております。もちろん、その中で受講生のみなさんからも多様な視点からのご意見や問いかけ、話題提供などをいただきつつ、全員でこの講座自体をよりよいものにしていければと思っております。

少人数クラスで大変密な内容になっていると思いますので、ぜひ「ガチ」で3ヶ月深めてみたいという方におすすめです。みなさまのご参加、お待ちしております。

 

講師プロフィール


藤本 遼(ふじもと りょう) 株式会社ここにある代表取締役/場を編む人
1990年4月生まれ。兵庫県尼崎市出身在住。「株式会社ここにある」代表取締役。「すべての人が楽しみながら、わたしとしての人生をまっとうできる社会」を目指し、さまざまなプロジェクトや活動を行う。「余白のデザイン」と「あわい(関係性)の編集」がキーワード。現在は、イベント・地域プロジェクトの企画運営や立ち上げ支援、会議やワークショップの企画・ファシリテーション、共創的な場づくり・まちづくりに関するコンサルティングや研修などを行う。さまざまな主体・関係者とともに共創的に進めていくプロセスデザインが専門。代表的なプロジェクトは「ミーツ・ザ・福祉」「カリー寺」「生き博(旧:生き方見本市)」「尼崎傾奇者(かぶきもの)集落」など。『場づくりという冒険 いかしあうつながりを編み直す(グリーンズ出版)』著(2020年4月)。

■参考
・greenz.jp
「場づくり」とは人の可能性を引き出すこと。『場づくりという冒険』著者・藤本遼さんが提案する、一対一の関係性からはじまる拠りどころのデザイン。

目的や意義を追い求めない場があってもいいんじゃない?「尼崎ENGAWA化計画」藤本遼さんのあり方から感じ取る、“グラデーション”ある世界を生きるということ。

・サンテレビ「ひょうご発信・輝きさん」出演
・note

・株式会社ここにある(WEBサイト)

「尼崎傾奇者(かぶきもの)集落」。空きスペースをいかして新しい集落の形を実験中。


 

浄土真宗本願寺派の清光山・西正寺で2015年から年1回開催する「カリー寺」は、700名以上が来場する人気イベント。


 

尼崎でしかできないことを自分たちの手でつくろうと、「尼崎の森中央緑地」で開催された「尼崎ぱーちー」。100近い出展者が集まり、4時間に渡るステージライブが繰り広げられた


 

2017年から年1回開催する「ミーツ・ザ・福祉」には、70店舗以上のブース出店やステージパフォーマンスを楽しみに、4000人を超える市民が訪れる。「ミーツ・ザ・福祉」は障害のある人とない人が、企画からフェス当日まで一緒につくりあげる。

 

カリキュラム

第1回(11/19) 【哲学・物語】
・チェックイン
・参加者同士の自己紹介(活動紹介)
・それぞれの哲学と信念、物語は?
・チェックアウト

第1回では、外に向かう「場づくり」ではなく、自分の中と向き合う時間にしたいと思います。今回のゲスト講師である藤本の尊敬する故・加藤哲夫さんは「他者とつながることもネットワークだが、自分とつながることもネットワークだ」と言われました。「場づくり」をしている、あるいはしたいと願っているわたしたちの中にはどのような想いや物語、あるいは怒りなどが眠っているのでしょうか。受講生のみなさんと一緒にその部分を探っていく時間にできればと思っています。

第2回(12/3) 【問い】
・チェックイン
・それぞれにとっての「問い」って?
・問いの類型(どのような「問い」があるか?)
・問いを解剖してみる(適切な問い?不適切な問い?)
・問いに関するワーク
・クロージング

第2回は「問い」をテーマにみなさんと一緒に深めていきます。「場づくり」に関してだけではないと思いますが、多くのアクション・プロジェクトの根底には、社会に対しての(あるいは現状に対しての)「問い」があります。「問う」ということは、わたしたちがわたしたちらしく生きていくために不可欠なもの。体験や経験に基づいた「問い」が、その「場」の強度を高めます。「場づくり」をするにあたって、わたしたちはどのような「問い」を抱いているのでしょう。第一回と同じく、受講生のみなさんと一緒に探っていく時間にできればと思います。

第3回(12/10) 【企画・アイデア】
・チェックイン
・レクチャー:30分
・感想共有/質疑応答
・わたしが気になっている企画アレコレ/セッション
・チェックアウト

第3回は「企画」と「アイデア」がテーマ。アイデアはどのように発想すればよいのでしょうか。企画はどうやって形にすればよいのでしょうか。多様な角度・分野からのインプット、そして、組み合わせ。企画をする際に大切にしたい心構えと社会の切り取り方、そして形にするまでのプロセスを学んでいきましょう。うまくいかなかった企画についても共有し、検証してみたいと思います。受講生のみなさんが気になっている企画を持ち寄って、一緒に考える時間も取りたいと思います。

第4回(12/17) 【仲間・関係性】
・チェックイン
・レクチャー:30分
・感想共有/質疑応答
・みんなでセッション
・チェックアウト

第4回では、ローカル(地域)における関係性づくり、あるいは関係性を育てていくということについて考えてみましょう。なにをするにあたっても一人では限界があります(もちろん、一人で進めていくということも尊いことだと思います)。どのようにして仲間や協力者を見つけていくかということは、ローカルで活動するにあたって必要不可欠な観点です。講師の藤本のこれまでの経験則と失敗事例を共有しながら、関係性をどのように広げ、深めていくとよいのか、受講生のみなさんと一緒に考えていきたいと思います。

第5回(1/7) 【プロジェクトマネジメント・広報】
・チェックイン
・レクチャー:30分
・感想共有/質疑応答
・みんなでセッション
・チェックアウト

第5回以降は、どんどん具体的な話になっていきます。企画や仲間がなんとなく見つかったけど、具体的にどのようにして関係者をマネジメントしていけばよいのか。スケジュールを切っていけばよいのか。プロジェクトを進めていけばよいのか。

第6回(1/14) 【ミーティング①】
・チェックイン
・レクチャー:30分
・感想共有/質疑応答
・みんなでセッション
・チェックアウト

第6回では、ミーティングの手法や進め方、あるいは準備について学んでいきます。もちろん、テキストやチャットコミュニケーションだけで動いていく部分もありますが、やはりローカルの活動はまだまだ顔を合わせてナンボというところがあります。局面によって異なりますが、実際にミーティングにおいてはなにが重要なのかということをみなさんと一緒に考えていきたいと思います。

第7回(1/21) 【ミーティング②】
・チェックイン
・ロールプレイング(15分実践+振り返り20分+再度実施15分×2ターム)
・チェックアウト

第7回では、実践の場を想定して(オンライン)ミーティングのロールプレイングを行いたいと思います。受講生のみなさんが普段関わっているチーム(プロジェクト)のミーティング、地域の活動団体が集まる会議の場、ファシリテーションを依頼された現場。さまざまな局面を振り返って、あるいは想定して、ミーティングの練習を行います。

第8回(1/28) 【振り返り】
・チェックイン
・今回の講座で学んだことの共有/ネクストアクションの検討
・感想共有/質疑応答
・チェックアウト

 

開催概要

日程

第1回:11月19日(木)20:00〜22:00
第2回:12月 3日(木)20:00〜22:00
第3回:12月10日(木)20:00〜22:00
第4回:12月17日(木)20:00〜22:00
第5回: 1月 7日(木)20:00〜22:00
第6回: 1月14日(木)20:00〜22:00
第7回: 1月21日(木)20:00〜22:00
第8回: 1月28日(木)20:00〜22:00

 

ツール

講義:無料オンライン会議ツール「zoom
連絡、コミュニケーション:Facebookグループ

● Zoom利用が初めての方へ(準備するもの)
・ソフトのダウンロード
こちらのURLより使用するデバイスに合わせてダウンロ ードとアカウント登録を事前にしておくようにお願いします。(スマホでもPCでも)  https://zoom.us/download
・WiFi環境推奨
・PC、タブレット端末推奨
・マイク付きイヤホン(マイク付きイヤホンを使うと聞き取りやすいし、話しやすいです)

 

参加費

一般 60,000円
greenz people割 48,000円 
U25割(greenz people限定) 32,000円(2名)

※領収書の発行ができます。お申し込み後、宛名、但書を記載の上メールでご連絡ください。school @ greenz.jp
※「greenz people」はNPO法人グリーンズの会員の名称です。月額1,000円の会費で、スクール参加費の割引などさまざまな特典を受けることができます。さまざまな特典がありますので、まだの方はこれを機にぜひ◎
「greenz people」について

 

定員

8名
(コミュニティに関わる活動をしているおもしろい参加メンバーと密に繋がれることもこのクラスの魅力です)

 
申し込み方法

このクラスは選考があります。
こちらのエントリーフォームよりお申込みください選考を通過した方は、決済を済ませていただくことで正式にお申し込みが完了となります。
※キャンセルについて
決済後〜開講日の7日前までは全額返金、それ以降のキャンセルは返金なしとなりますのでご了承ください。

 

申し込み締切

10月18日(日)第一次募集締切
10月19日(月)選考通知
11月1日(日)第二次募集締切
11月2日(月)選考通知
※定員に達し次第、受付を停止します。第一次募集で申込受付を終了する可能性もあるのでお早めにお申込み下さい。

みなさんのお申込みをお待ちしています!
ご質問がある方は、school @ greenz.jp まで!