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コミュニティ経済と未来のお金を考えるクラス

2018 年 10 月 20 日(土) 〜 6回

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みなさん、こんにちは。greenz.jp編集長鈴木菜央です。
告白しますが、僕、地域通貨ナメてました。「地域通貨って、2000年ごろにブームになったやつでしょ?」と。ですが、藤野の地域通貨「よろづ屋」の盛り上がりを見て、びっくりしました。
みんながつながり、いろんなモノやことがシェアされ、小商いが動き、環境への悪影響が減る。みんなが疲弊して不幸になるグローバル経済でなく、みんなが幸せになるコミュニティ経済になりつつある。こんなすてきな取り組みが数百人にも広がっている。
まさに、「いかしあうつながり」をみんなで作ってるんです。そんな事例を学んで、みんなが幸せになる経済をDIYしませんか?このクラスも今期で9期目。多くの学びのある人気のクラスです。

私たちを幸せにする経済ってなんだろう?

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フィールドワーク先となる藤野では、地域通貨の取組みと、そこから生まれた人と人のつながりをじっくり味わいます。

みなさん、はじめまして!「コミュニティ経済と未来のお金を考えるクラス」のファシリテーターを担当する高橋靖典(藤野地域通貨よろづ屋事務局)です。

今回、「みんなが幸せになるコミュニティ経済をつくろう。」を合言葉に、フィールドワークや体験をしながら学ぶクラスを開催することになりました。
このコミュニティ経済のツールとして、通貨を中心に取り上げます。一つは地域通貨、そしてもう一つはビットコインなどに代表されるデジタル通貨、仮想通貨と呼ばれるものです。ちなみに地域通貨とは法定通貨とは別に、ある目的や地域のコミュニティ内で価値があるものとして使用されるもので、英語ではcommunity currencyや、local moneyなどとも呼ばれています。なぜ今回、通貨をテーマにするのでしょうか。
日々暮らしていると、さまざまなことにお金がかかります。自分のやりたいことを実現するには、とにかく働いて、たくさんのお金を稼ぐこと。売上を増やし、利益を増やし、規模を大きくして、右肩上がりの成長を目指すべきという風潮が国家や会社にも未だに王道の価値観として残っています。その価値観にあなたは幸せを感じていますか?

 

有名な、こんなビジネスの小話があります。

メキシコの海沿いの村に、MBA(経営学修士) をもつアメリカ人のコンサルタントがやってきた。ふと見ると、とても活きのいい魚が獲れている。漁師は片付けをして、すでに帰ろうとしているようだ。

コンサルタント いい魚だね。漁にはどのくらいの時間がかかるんだい?

漁師 まあ、数時間ってところかな。

コンサルタント まだまだ日は高いのに、早く帰って何をするの?

漁師 のんびりするさ。昼寝をして、午後にはギターを弾いて子供と遊んで、夕暮れにはワインを飲みながら妻と色々話をして、それで一日はおしまいさ。

コンサルタント なぜもっと努力して漁をしない?

漁師 どうして?

コンサルタント もっと漁をすれば、沢山魚がとれる。それを売れば多くの金が手に入り、大きな船が買える。更に人を雇って漁をすればもっと大きな商売になる。

漁師 それで?

コンサルタント そしたら町のレストランに直接納入するのさ。さらに大きな利益が出るだろ。そうしたら、この村から出て町に行く。その後はニューヨークとかの大都市で会社を運営するのさ。

漁師 その後はどうするんだい?

コンサルタント (笑いながら)その後が最高さ。企業を上場させれば、巨万の富が手に入るだろう。

漁師 巨万の富か。そうしたら、その後はどうするんだい?

コンサルタント そしたら悠々とリタイヤできるだろ。海辺の村に引っ越して、昼寝をして、午後にはギターを弾いて子供と遊んで、夕暮れにはワインを飲みながら奥さんと色々話をして、のんびりした生活を送れるのさ。

もちろん、稼ぐことに挑戦する人生に生き甲斐を覚える人もいると思います。でも、もしあなたが家族のために働いているのに、家族との時間を持てていなかったり、のんびり暮らす未来を目標に、今忙しくしているのだとしたら、何か本末転倒になっているのではないでしょうか。

生きるってシンプルなはずなのに、たくさんのモノに囲まれて、常に消費し続ける暮らしになってしまう。それは、本来は私たちが幸せになるために存在する経済という仕組みに、私たちが振り回されている気がしませんか。

ふと立ち止まって考えたときに、今私たちが関わっている経済は、どうも、私たちを幸せにしてくれそうもない、と気づいた人が増えているように感じています。そして、新しい生き方を模索する人も増えてきているようです。

グリーンズの菜央さんが実際に暮らし始めたタイニーハウスも、家のローンを返すために必死で働き、家に置く家具や家電を買い揃える暮しではなく、小さく暮らすことで、より大きな可能性を手に入れようという、挑戦です。

そろそろ、お金ってなんだろう? 経済ってなんだろう?ということを、改めて皆で考え直してみる時期に来ているのかもしれません。

みんなを幸せにするコミュニティってどんなもの?

今、私たちが暮らす現在の社会で失われつつあるのはコミュニティです。隣に住んでいる人の顔も知らなかったり、孤独な子育てが普通のことになったり、暮らしにおいての人のつながりが弱まっています。

無論、かつての高度成長期には、地域の強すぎるつながりに閉塞感を感じ、地方から都市部に出てきたという人たちも多くいました。

しかしその流れの中で、本来生きる上で必要であったコミュニティまで失ってしまったのかもしれません。今、束縛的なつながりでない、程良いつながりのあるコミュニティを取り戻そうという動きが始まっています。

その活動の中の一つが、地域通貨です。地域通貨は、私たちを幸せにする経済をつくり、コミュニティを取り戻そう、という動きです。一節によれば世界中の2,500のコミュニティで、地域通貨が用いられているそうです。(トランジションタウンの活動で世界的に知られるイギリス南東部のまち、Totnesでも、Totnes Poundを展開。)

日本での地域通貨は、一時期ブームになり、その後下火になるも、現在はデジタル化を取り入れつつ、新たにスタートする地域が増えつつあります。

例えば、私たちが住んでいる旧藤野町(現神奈川県相模原市緑区)では、「お互い様の経済をつくろう」を合言葉に地域通貨「萬(よろづ)」が始まりました。仕組みとしては、各自が「よろづ」の残高がわかる通帳をもっていて、自分が助けてもらったり助けてあげたりするごとに、プラスマイナスを記載します。

「自転車が壊れてしまったのだけど、修理をお願いできる方いませんか? ○○萬で!」
「友達が引っ越してくるので、家具、家電募集中!」
「子供服、チャイルドシートなど使わなくなりましたが、いりますか?」

など、色々なお願いごとがメーリングリストなどで回り、提供した人が「萬」がもらえるという仕組みです。

物がぐるぐると回るだけでなく、困ったときには助けてくれる、普通はお願いしづらいことでも、この地域通貨を使えばお願いできる、誰かと繋がっている、そんな安心感を持つことのできる、様々な可能性のあるツールとして、400世帯1000名ほどが、日々楽しく活用しています。

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イベントの際には「よろづ」で購入できるおやつも。photo:袴田 和彦

また、greenzでも取り上げて頂いた藤野電力も、この地域通貨のつながりの中から誕生しました。

他にも、お年寄りの傾聴をするボランティアグループ、一世帯では世話の困難な鶏を複数世帯で飼う地域チキン、地域での起業を支援する藤野の学校など、15グループ以上の様々な地域活動を生み出し続けています。

また、旧藤野町には、他にも廃材エコヴィレッジゆるゆるを母体に始まった、コミュニティー通貨ゆーるや、シュタイナー学園の学内通貨「廻」なども使われています。

また、国分寺で使われている「ぶんじ」も商店街でも使いやすい券面式として「お金のためではない働き方に光をあてる地域通貨」として地域で循環しています。

各地でもう一度経済とコミュニティを考え直してみようという動きが始まっています。また、75年に渡ったハーバード成人発達研究で分かったのは人間の幸せとは「富でも名声でも無我夢中に働くことでもなく、私たちを健康に幸福にするのは、良い人間関係に尽きる。」ということでした。私たちの幸せとコミュニティは大きなつながりがあるのです。

参考:TED What makes a good life?Lessons from the longest study on happinesss (日本語版)

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地域通貨よろづ屋の説明会風景

未来の通貨の可能性

また、通貨はビットコインを代表とするブロックチェーン技術を背景に誕生したデジタル通貨、仮想通貨の誕生により、新しい可能性が生まれています。

様々なお金の歴史的経緯を経て、現在、原則は中央銀行のみが発行権を持っています。しかし、歴史上では、様々な金融機関が金属貨幣の預かり証として多数の紙を発行しており、それが紙幣発行につながっています。

デジタル技術の進歩で、国家の裏付け等が無い信用が担保されるようになると、通貨の認識自体が大きく変わる可能性もあります。デジタル通貨の進化で、人が使うものとしての通貨の本来の可能性に立ち返ることで、なにか新しいヒントが得られるかもしれません。

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地域通貨シミュレーションゲーム(藤野版)をみんなで体験している様子

このクラスで学べること、得られること

というわけで、「コミュニティ経済と未来のお金を考えるクラス」では、全6回のワークショップ、フィールドワークを通じて、以下のようなことを学んで得られると思います。

お金と経済の本当の意味
お金ってなんだろう? 経済の本当の意味ってなんだろう?ということを紐解きます。お金と経済の本来の価値について、改めて考えてみましょう。

人と人が繋がり活かしあう地域コミュニティ経済の可能性
顔が見える距離の地域でお互いに助け合える関係がもたらす安心感と、様々なものがシェア出来、地域が循環する豊かさがあるコミュニティの実例を体験することや、ワークショップへの参加を通して、感じて学びます。

持続可能な社会のあり方、可能性
グローバルでファストな経済社会だけに頼らない生き方、暮らし方を学びます。一人ひとりの、社会づくりへの参加の可能性や、化石燃料に頼らないまちづくりの可能性、災害や経済危機に対するレジリエンスのあり方を考える機会も。

地域通貨そのものの、立体的な学び
地域通貨を実際に活用しているエリアをじっくり見学したり、地域通貨ゲームを通して、地域通貨の面白さが体感できます。今回のクラスでは、各地さまざまな地域通貨の事例も学びます。

仲間づくり
地域通貨の実践者、地域通貨に興味のある仲間と繋がれます。

あなたもぜひ、「新しいコミュニティ」を創り出す一歩を踏み出してみませんか? みなさんのお申込みをお待ちしています! ご質問がある方は、school@ greenz.jp まで!

開催概要(全6回)

講座日程

1 1020日(土)10:0016:00 @藤野
2 1024日(水)19:3021:30
3 117日(水)19:3021:30
4 1114日(水)19:2022:00
5 1121日(水)19:3021:30
6 11 28日(水)19:3021:30


※第1回は藤野の地域通貨よろづ屋やコミュニティー通貨ゆーるを知って、体験して、感じて、使って、考える一日を過ごします。
※現地集合、現地解散となり、現地までの交通費はそれぞれご負担お願いします。
※安全面では自己責任にてお願致します。

講師とファシリテーター

▼講師
栗田健一さん(地域通貨の専門家)
池辺潤一さん(地域通貨よろづ屋事務局)
斉藤賢爾さん(慶応義塾大学SFC研究所 上席所員)
傍嶋飛龍さん(画家・万華鏡作家)

▼ファシリテーター
高橋靖典(地域通貨よろづ屋事務局)

▼監修
鈴木菜央(NPOグリーンズ代表、greenz.jp編集長)

 

カリキュラム

第1回 10月20日(土)フィールドワーク@藤野

藤野地域通貨よろづ屋と、それによって広がった様々なコミュニティ活動の見学をメインに藤野の地域通貨「よろづ屋」によるレクチャーもおこないます。また、同じ藤野にあるコミュニティ通貨ゆーるや、ゲスト講師・傍嶋飛龍さんの廃材エコヴィレッジゆるゆるへの見学も行います。全6回の授業をどのように過ごしていくか、全体の流れや皆さんが講座に参加した動機など伺いながら、1日楽しみながら学びましょう。

10:00 JR中央本線藤野駅 集合、16:00解散予定

※現地集合、現地解散となります。
※現地までの交通費はそれぞれご負担お願いします。

第2回 10月24日(水) 地域通貨の基礎知識
地域通貨の歴史や成り立ち、各地での現状など基礎知識について学びます。様々なものが地域通貨と呼ばれていますが、
時代ごとに役割や時代背景が異なります。今までの地域通貨と、これからの可能性について学びましょう。

宿題:映画「エンデの遺言」を観て、感想をFacebookグループに書き込んでいただきます。

講師の栗田さんからのメッセージより

お金は私たちの生活にとって必要不可欠な手段であるだけでなく、価値観や行動に対しても強い影響を与えているかもしれません。
お金を持つ者が幸せで、持たざる者が不幸せでしょうか。
こうした問題を、社会心理学や行動経済学などの最新知見を幅広く紹介しながら一緒に考えてみたいと思います。

第3回 11月7日(水)デジタル通貨の可能性
仮想通貨の背景でもあるブロックチェーンの技術や課題、ブロックチェーンの将来像についてお話いただきます。ビットコイン、その他のデジタル通貨や、貨幣経済の衰退による今後の経済の可能性や、人のつながりの変化などについてもお話いただく予定です。

第4回 11月14日(水) 地域通貨シミュレーションゲーム体験!
地域通貨シミュレーションゲーム(藤野版)をみんなで体験します。地域通貨のパワー、可能性について、腑に落ちて理解できるはずです。greenz.jpで紹介していますので、どんなものかは、コチラを読んでみてください。この日は時間を長めに取るため、10分早く始まり、30分遅く終了します。

第5回 11月21日(水)ミニレクチャー+ワークショップ
お金についてのミニレクチャーなども受けつつ、これまでのレクチャー、インプットを踏まえて、参加者皆で意見交換をし、学びを深めます。情報を整理し、第6回のためのアウトプットをまとめていきます。

第6回  11月28日(水)学びの集大成
それぞれが考える、これからのコミュニティ経済や、ご自身のテーマに関わる「アクションプラン」を発表して、今後のアクションを一人ひとり共有し、皆で意見交換を行います。卒業・学びを祝い、打ち上げ飲み会(持ち寄り制)も行います!

みなさんのお申込みをお待ちしています! ご質問がある方は、school[at] greenz.jp まで!

会場

グリーンズオフィス(第1回フィールドワークを除く)
東京都渋谷区神宮前2-19-5 アズマビル1階
東京メトロ 千代田線 「明治神宮前」駅、銀座線「外苑前」駅、副都心線「北参道」駅、JR「原宿」駅からそれぞれ徒歩10分

参加費

一般(全6回分) ¥38,000
people割(全6回分) ¥34,200
遠方/育児割(全6回分)  ¥32,000
(学割は定員に達しました)

※greenz peopleの詳細は、こちら
※学割・遠方割引・育児割は先着2名様までとさせていただきます。
※東京、神奈川、千葉、埼玉以外にお住まいの方は遠方料金にて受講いただくこができます。
※保育園にお子さんを預けてのご参加の場合は育児割が使用できます。

定員

15名
※最小催行人数8名
※申し込みは先着順です。定員に達し次第申し込みを締め切らせていただきます。
※開講の決定は初回授業の1週間前までご連絡いたします。

申し込み方法

下記「申し込む」ボタンをクリックしてお申し込み後、決済をお済ませいただきましたら、正式受付となります。 ※決済はVISA、MASTER、JCB、AMEX、Paypal、コンビニ/ATMが利用可能です。

 

申し込み締切

10月19日(金)22:00
※定員に達し次第、受付を停止します。お早めにお申込み下さい。

みなさんのお申込みをお待ちしています! ご質問がある方は、school@greenz.jp まで!

 

【クラス参加者コメント】
物心ついてから何も疑ってこなかった「お金」という存在。そんな当たり前がひっくり返るような体験を、このクラスは提供してくれました。聞いて、見て、体験して。回を重ねるにつれて、目の前の世界が違う視点で見えてくることでしょう。また、このクラスがきっかけで、新サービスKOUが誕生しました。

ツクルバ代表取締役 COO 中村真広

https://kou.by

 

【スタッフ】

◎ 講師

傍嶋飛龍(画家・万華鏡作家・廃材エコヴィレッジゆるゆる村長)

『人生はアートだ』 画家、万華鏡作家、超音楽的お遊び集団じゃねんず団長、そして限界集落の廃工場を廃材で作り上げている『廃材エコヴィレッジゆるゆる』村長と遊びに本気の多動症マルチアーティスト。 廃材エコヴィレッジゆるゆるは様々なエコシステムを廃材で作り上げ、「コミュニティー通貨ゆーる」の導入や、狩猟採集イベント「ビストロ山」「天才合宿@藤野」などライフスタイルやコミュニティーづくり、意識改革など既成概念を壊すイベントを企画している。 ・オフィシャルブログ http://sobajimahiryu.blog67.fc2.com/ ・廃材エコヴィレッジゆるゆる https://haizaiecovillage.amebaownd.com/

◎ 講師

斉藤 賢爾(早稲田大学大学院経営管理研究科 教授)

「インターネットと社会」の研究者。博士(政策・メディア)。日立ソフト(現 日立ソリューションズ)などにエンジニアとして勤めたのち、2000年より慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス (SFC) にてデジタル通貨、P2P およびそれらの応用に関する研究に従事。ブロックチェーンや関連技術に関する啓蒙や批判にも努める。 慶応義塾大学SFC研究所 上席所員。一般社団法人アカデミーキャンプ代表理事。

◎ 講師

栗田健一(地域通貨の専門家)

1976年東京生まれ。杉並区在住。国際短期大学専任講師。北海道大学で経済思想史や開発学について学び、地域通貨に関する論文で博士号(経済学)を取得。これまで日本と世界の地域通貨について調査し、貨幣と心理の関係について考えを深めてきた。現在は、お金と子どもの教育にも関心を寄せる。

◎ 講師

池辺潤一(地域通貨よろづ屋事務局)

地域通貨よろづ屋事務局立ち上げメンバー、藤野電力の名付け親。田舎暮らしをするために土地を探していて藤野にたどり着き、トランジション藤野の活動に参加するようになる。仕事は建築家。

◎ ファシリテーター

高橋靖典(アーキタイプ株式会社)

新規事業開発・業務改善施策、各種事業のプロデュース、コンサルティングを行う。これに伴う人材育成や、ゲームを通じた研修なども行なっている。子どものシュタイナー学園の入学に伴い、神奈川県相模原市藤野地区へ移住。アーティスト拠点を運営する(一社)藤野エリアマネジメント共同代表理事、学校法人シュタイナー学園の理事長など地域団体運営にも携わっている。