募集締切

地域の未来をつくる

コミュニティ・オーガナイジングの教室 第8期

2021 年 03 月 06 日(土) 〜 7回

募集締切

いま住んでいる地域をさらに豊かにしたい、地域に住む人たちと力を合わせて新しい動きをつくりたい。そう思ってはいるものの、なかなか周りの協力が得られない、という思いをしている方も多いのではないでしょうか。「地域の未来をつくるコミュニティ・オーガナイジングの教室」は、コミュニティの力で社会の仕組みを変えていく手法=コミュニティ・オーガナイジングの基本を学びながら、そこで得た学びを地域づくりにいかしていく実践的なクラスです。

2020年11月12日に、NPO法人コミュニティオーガナイジングの共同創設者である鎌田華乃子の著書『コミュニティ・オーガナイジング〜ほしい未来をみんなで創る5つのステップ〜(英治出版)』が出版されました。

出版を受けて、グリーンズの学校で8期目を迎える「コミュニティ・オーガナイジングクラス」を開催します。

8期目ということもあり、今回は「コミュニティ・オーガナイジング」で、自分の住んでいるまち、暮らしを豊かにする地域コミュニティに特化したクラスです。

地域ではこんな課題はありませんか?
・一人で動いていて、なかなか周りが動いてくれない
・地域の人との関係をどう深めていけばいいのか難しい
・悩みを相談できる仲間がいない
・目的や成功の定義を共有できていない
・地域プロジェクトを始めたが広がっていかない or 仲間が増えない

 

コミュニティ・オーガナイジングとは?

市民一人ひとりが立ち上がり、それぞれが持っている力を結集して、コミュニティの力で社会の仕組みを変えていくのが、コミュニティ・オーガナイジングです。


講演で語るマーシャル・ガンツ博士。
ハーバード大学ケネディスクール 公共政策大学院の上級講師。
ハーバード大学ケネディスクール リベラルアーツ学部講師。

社会を変える市民運動の研究を続けているハーバード大学のマーシャル・ガンツ博士は、30年以上にわたってアメリカ各地での市民運動に関わり、市民運動による社会変革「コミュニティ・オーガナイジング」の理論を体系化しました。

2008年の米大統領選ではオバマ氏の選挙キャンペーンのアドバイザーとして参画し、市民が自発的に選挙活動に取り組む草の根運動を展開。結果的に、米国初めての黒人大統領を生み出すことになりました。

現在では、さまざまな国で、地域に根ざした草の根活動や、政策に関わるような市民運動にまで活かされています。活動の大小に関わらず共通しているのは、一人のリーダーが自分の力ですべてを変えていくわけではなく、ごく普通の人たちが共通の価値観、目的の元に集い、さまざまなコミュニティを形成し、そのコミュニティが大きな力を発揮していくという点です。

 

実際にどんなことが学べるの?

コミュニティ・オーガナイジングのメソッドは、大きく5つのリーダーシップの要素から構成されています。

1.ストーリーテリング
2.関係構築
3.チーム構築
4.戦略立案
5.アクション

例えば、ストーリーテリングは3つの要素で構成されています。
自分がリーダーシップをとる理由を他の人に理解してもらう「ストーリー・オブ・セルフ」。
共に行動したい人々と価値観を共有する「ストーリー・オブ・アス」。
いま行動する必要性を語る「ストーリー・オブ・ナウ」。
これら3つのストーリーを明確に言葉で表現する方法を学びます。ストーリーを語ることは、コミュニティ・オーガナイジングにとって重要なプロセスです。

1.ストーリーテリング

さらに2では、同じ目的を共有する意図的な関係を構築する方法を、3ではリーダーシップ・チームを構築する方法を、4では、文字通り目標を達成するための戦略を練る方法を、そして最後に戦略を効果的な行動へと転換する方法を学んでいきます。


4.戦略立案

コミュニティ・オーガナイジングは、体系化されたメソッドです。きっと力強い味方になることでしょう。

 

コミュニティオーガナイジングの実践例①

コミュニティオーガナイジングのメソッドを活用し、2017年6月「110 年ぶり大幅改正」実現のため、オンライン署名運動プラットフォーム change.org 上で5万4000人超の賛同を得ました。
国会議員45人と面会。2017年6月の改正案可決を大きく後押しをしました。
参考URL:https://www.businessinsider.jp/post-100491

 

コミュニティオーガナイジングの実践例②

コミュニティオーガナイジングのメソッドを活用し、岩手県中部地域の助産師:佐藤美代子さんは、産前産後ケア施設「まんまるママいわて」を開きました。

母親たちは、核家族化が進む中、家族・地域の協力を十分得られないままに、妊娠・出産・育児をしています。佐藤さんも二人の子どもがいて、孤独に育児をして産後うつになる一歩手前でした。家族にも地域にも頼れず、病院や家庭で心身のケアを十分に受けられなかったママたちは、不安な気持ちで子育てをしています。それが自信のない子育てにつながり、ひいては「虐待」や「産後うつ」などにもつながっていきます。「大丈夫だよ。ママ頑張っているね」、「赤ちゃん、抱っこしておいてあげるから、ゆっくりしてなさい。いつも大変でしょう」と存在自体を認めてくれる人に出会い、そっと肩を抱いてもらえると、心が大きく解きほぐれ、女性は安心して子どもと向き合えるようになります。
参考URL:http://communityorganizing.jp/campaigns/campaigns6/

 

カリキュラム

ハーバード大学ケネディスクールで使用されている約 120 ページの日本語版テキストブックを使用しながら、講義INPUT 50% : グループワークOUTPUT 50%(講義で伝えたことをすぐ実践)で構成されています。

第1回:人々の力で社会を変えるオーガナイジングって何?
人々の力で社会を変えるコミュニティオーガナイジングとは何かを学びます。
そして一人ひとりが「変えられる、自分達にはできる」と思えるようになるのにはストーリーを語り、共感を生み出すことが必要です。ストーリーテリングの一つ目の要素「ストーリー・オブ・セルフ」を学びます。

第2回:コーチング / 地域コミュニティの課題共有
何事も自分でやる方が早い?
いいえ、リーダーを育てるために必須なのがコーチングです。沢山のリーダーが育ってこそ社会変化はおきます。
5つのステップに入っていませんが、コーチングは5つのステップ全てで活用するメソッドになります。
そして、受講生みなさんの地域コミュニティの課題を共有しながら、互いに支援できるグループをつくります。

第3回:関係構築 / チーム構築
コミュニティは、金銭関係で結ばれるのではなく、人との関係によって結ばれます。
そして関係がつくれたらチームをつくります。チームは共有する目的によって結ばれます。
どのように人と関係を構築して、チームを構築していくのか、体系化したメソッドを学びます。

第4回:地域コミュニティの戦略立案
戦略を立てるには、なぜこの問題は解決されてこなかったか?について理解を深めねばなりません。同時にどのように問題を解決するかの変革の仮説が必要です。仮説の根拠を突き詰めるメソッドを学びます。

第5回:ストーリー・オブ・アス / ストーリー・オブ・ナウ
人々は社会問題に無関心で、自分には変えられない、と思いがちです。そんな気持ちを「変えられる、自分達にはできる」と思えるようになるにはストーリーを語り、共感を生み出すことが必要です。
「自分達にも関係がある、今やらなければ」という思いを作り出す、行動に繋げるストーリーを語るにはどうすればいいかを学びます。

第6回:地域コミュニティのアクション発表
受講生みなさんが創った戦略をアクションに落として、全員が発表をします。
クラス終了後にお互いのプロジェクトが花開くように応援しあいましょう!

第7回:鎌田華乃子と対話
6回を通して学んだコミュニティ・オーガナイジングについて、とことん質疑・対話をする最終回。

 

講師


メイン講師:笠井成樹(かさいしげき)
ハーバード大学マーシャル・ガンツ博士のメソッド「コミュニティ・オーガナイジング」の専門家。
NPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン副代表理事

 


第7回目のみ講師:鎌田 華乃子(かまたかのこ)
ハーバード大学マーシャル・ガンツ博士のメソッド「コミュニティ・オーガナイジング」の専門家。
NPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン元代表(現理事)

 

クラスの様子・これまでの受講生のみなさんの感想

Mさん

私は、社内組織や、地域や顧客などの社外コミュニティを率いる上で何かヒントになる考え方が得られるのではと思い、このクラスに参加しました。様々な具体的かつ実践的なノウハウなど学ぶことができましたが、私の一番の学びは価値観を共有し同志を作るということの大切さと、そのための手法を知れたことです。

仕事の中ではどうしても論理的に説明して皆を巻き込もうとしがちですが、個人の価値観の共有からすべてが始まることを学び、ミーティングや組織マネジメントでも早速実践しています。また、共に受講したメンバーは普段出会えないような素敵なメンバーで、そのコミュニティも魅力の一つでした!

 
Dさん

私が、コミュニティ・オーガナイジング(以下、CO)を学んで最も心に残っているのは、自分自身との対話という経験だ。「コーチング」という手法を通じて、自分の中の「当たり前」を一枚一枚脱いでいく作業だった。COを学びたいと思う人たちの多くは、多かれ少なかれ「社会を変えたい」という何かを持って集まっている。そこに、どう人を巻き込んで、社会のムーブメントにしていくのか?をメソッドとして学ぶわけだが、その根っこにあるのは、当たり前と思っている「自分」をもう一度、見つめ直すことにある、ということを知った。

私の場合、変えたい社会の根っこにあったのは、私自身の「痛み」や「後悔」だった。しかし、その極めて個人的な「痛み」や「後悔」への「共感」が、社会に広がるムーブメントの核であると身をもって知った。語弊を恐れずに言えば、社会は「正義」や「意義」で動くのではない。「共感」でこそ動く。COはそう言っているように私には聞こえる。だからこそ、COが考えるリーダーシップの形は、強い一人のリーダーを頂点におくのではなく、スノーフレーク(雪の結晶)の形をしているのだろう。

 

開催概要

開催日時
第1回 3/6(土) 10:00 〜 12:30
第2回 3/6(土) 14:00 〜 16:30
第3回 3/20(土) 10:00 〜 12:30
第4回 3/20(土) 14:00 〜 16:30
第5回 4/3(土) 10:00 〜 12:30
第6回 4/3(土) 14:00 〜 16:30
第7回 4/17(土) 10:00 〜 11:30

 
開催方法

・Zoom
当クラスへの参加は、申し込みを済ませ、開催時間になりましたらPeatixイベントページ内の「視聴ページ」からご参加ください。
このクラスは完全オンラインなので、全国どこからでも参加していただけます。無料ビデオ会議ツール「Zoom」を使用します。映像のアーカイブを残す予定です。Zoomのダウンロードはこちらから。事前に登録とダウンロードをお願いします。

・Facebookグループ
受講生や講師とのコミュニケーション方法としてFacebookグループを使います。講義動画のアーカイブの共有や宿題等の連絡もここで行います。グループのURLは開催3日前を目安にご連絡しますので、必ず入っていただくようお願いします。(アカウントを持っていない方はこれを機にご登録ください)

 
参加費
一般 45,500円(税込)
英治出版「コミュニティ・オーガナイジング」を購入した方 43,500円(税込)
greenz people割 31,500円(税込)
U25割(greenz people限定) 21,000円(税込)


※英治出版「コミュニティ・オーガナイジング」を購入した方は、初回に本を見せてください
※領収書の発行ができます。お申し込み後、宛名、但書を記載の上メールでご連絡ください。school @ greenz.jp
※U25割は、25歳以下のgreenz peopleの方が対象です。
※「greenz people」はNPO法人グリーンズの会員の名称です。月額1,000円の会費で、スクール参加費の割引などさまざまな特典を受けることができます。さまざまな特典がありますので、まだの方はこれを機にぜひ◎
「greenz people」について

 
定員
18名

 
申し込み方法
こちらのURLよりPeatixにて決済をお済ませいただきましたら、正式受付となります。

http://ptix.at/gzYyFc

※決済はVISA、MASTER、JCB、AMEX、Paypal、コンビニ/ATMが利用可能です。
※キャンセルについて
決済後〜開講8日前までは全額返金、開講日の7日前からのキャンセルは返金なしとなりますのでご了承ください。
※決済はVISA、MASTER、JCB、AMEX、Paypal、コンビニ/ATMが利用可能です。
※確認・開講のご案内メールが、迷惑メールに振分けられてしまうケースが多発しています。 迷惑メールフォルダをご確認いただくか、または school[at]greenz.jpからメールを受け取れるよう、受信設定をお願いいたします。

 
申し込み締切
3月4日(木)23:55
※定員に達し次第、受付を停止します。お早めにお申込み下さい。

ご質問がある方は、school[at]greenz.jp まで!
※グリーンズの学校【よくある質問】まとめました!まずはこちらをご確認ください

 

【スタッフ】

◎ 講師

笠井成樹(ソーシャルプロデューサーズ・スクール学長/慶應義塾大学SFC研究所 所員/新しい高校「Loohcs」教頭&Chief Learning Officer)

私の道(ミッション)は「人の可能性を広げる」こと。 そのために実践で使える哲学や、 U理論、GRIT(やり抜く力)について探求。 一人でも多くの方が、純粋に世界を感じ、ありのままに人と最適解に至るための対話をし、自分を愛し、身近な人を抱きしめ、他者を信じ、社会に貢献して生きたくなる人を育む。