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コミュニティの力を引き出し、ほしい未来をつくるムーブメントをつくろう!COJ笠井成樹さんと学ぶ

「コミュニティ・オーガナイジング クラス」

2017 年 07 月 05 日(水) 〜 全6回

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こんにちは!スタッフの正太郎です。今年1月&4月に開講し人気だったグリーンズの学校のクラス「コミュニティ・オーガナイジング」の4回目の開催決定をお知らせします!去年の3月に僕自身も参加して感銘を受け、たくさんの学びになったこのプログラムを、読者のみなさんにまたお届けできることを嬉しく思っています。

「自分ゴトに感じる問題に、なにかアクションしてみたい…」「これから取り組みたいマイプロジェクトには、仲間の力が必要だ…」

そんなことをモヤモヤ感じている方に参加いただけると嬉しいです!

コミュニティ・オーガナイジングとは?

みなさんは、いま取り組んでいる、または、これから取り組みたいと思っているマイプロジェクトはありますか?

「この問題、なんとかならないかな?」「こんな社会になったらいいのに!」そんな自分ゴトから始めるチャレンジ。でも、それを一人で実現するとなると問題そのものが大きかったり、どこから手を付けていいのか分からなくて、途方に暮れてしまうと思います。

しかし、そんな想いを周りの人に伝えたら、共感して手を差し伸べてくれる仲間が見つかるかもしれません。そして、その仲間がまた新しい仲間を連れてきてくれたら!?何かが動き出す予感がしますよね。

「コミュニティ・オーガナイジング」は、自分の住んでいる町や、暮らしている社会をより良くしていきたいと思っているあなたの味方になってくれる考え方です。

とは言え、あまり聞き覚えのない「コミュニティ・オーガナイジング」という言葉に戸惑ってしまう方も多いかもしれません。greenz.jpでも以前、コミュニティ・オーガナイジングのメソッドを日本に広めている鎌田華乃子さんと笠井成樹さんに取材させてもらっています!もちろん本クラスの講師です。気になる方はこちらの記事をご覧ください。


記事:コミュニティの力を引き出し、ほしい未来を実現しよう! グリーンズが開講する学校プログラム「コミュニティ・オーガナイジング・クラス」って?

コミュニティ・オーガナイジングの歴史は古く、マハトマ・ガンジーによるインド独立運動、黒人差別を撤廃を目指したアメリカでの公民権運動といった、大きく社会を変えたムーブメントにその源流があります。

そして現在ではさまざまな国で、地域に根ざした草の根活動や、政策に関わるような市民運動にまで活かされています。

活動の大小に関わらず共通しているのは、一人のリーダーが自分の力ですべてを変えていくわけではなく、ごく普通の人たちが共通の価値観、目的の元に集い、さまざまなコミュニティを形成し、そのコミュニティが大きな力を発揮していくという点です。

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講演で語るマーシャル・ガンツ博士

そんな社会を変える市民運動の研究を続けているハーバード大学のマーシャル・ガンツ博士という方がいます。30年以上にわたってアメリカ各地での市民運動に関わってきた彼は、市民運動による社会変革「コミュニティ・オーガナイジング」の理論を体系化しました。2008年の米大統領選ではオバマ氏の選挙キャンペーンのアドバイザーとして参画し、市民が自発的に選挙活動に取り組む草の根運動を展開。結果的に、米国初めての黒人大統領を生み出すことになりました。

そんなガンツ博士の教えを現地で学び、日本でも広めているのがコミュニティ・オーガナイジング・ジャパンの鎌田華乃子さんです!

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鎌田華乃子さん

鎌田さんは、11歳の時に父親がプレゼントしてくれた環境汚染の本を読んだことをきかっけに、環境問題の解決を志し、環境・CSRコンサルティング会社に入社しました。しかし、企業は社会の大きな原動力ではあるものの、社会を変えるには市民の力も必要だということに気づき、市民参加による社会課題解決を学ぶべくハーバード・ケネディスクールで学ぶことに。そこでマーシャル・ガンツ博士が教えるコミュニティ・オーガナイジングに出会い、スクール卒業後もニューヨークに移り住み、アメリカの市民運動にの現場に触れてきました。

2014年から、コミュニティ・オーガナイジングのメソッドを日本でも広げるためにNPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパンを立ち上げ、市民・企業向けに研修ワークショップを開催しています。そのワークショップの内容をグリーンズの学校でも展開してもらっています。

コミュニティ・オーガナイジングは5つのリーダーシップの要素から構成されています。

1.ストーリーテリング(パブリック・ナラティブ)
2.関係構築
3.チーム構築
4.戦略立案
5.アクション

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1.ストーリーテリング(パブリック・ナラティブ)

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4.戦略立案

これらの要素を全6回の講座で順番に学んでいきます。「もっと詳しく知りたい!」という方はこちらをご覧ください。また、ワークショップ用の教科書はCOJの公式サイトにアップロードされています。(全部読めます!)

クラスの様子はこちら!


講師の笠井さん&鎌田さんのレクチャーはもちろんのこと

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学んだことをグループワークですぐに実践して身につけていきます。

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全6回で切磋琢磨した受講生は、最終回の頃には同志です!

コミュニティ・オーガナイジングは草の根で活動をする人たちのためのメソッドです。国を相手に法案を通すような大きな事だけではなく、自分の住んでいる地域、働いている職場など、身の回りのささやかな変化でもいいのです。

自分でプロジェクトを始めたいんだけど、どうやったらいいか分からない
始めたのはいいものの、広がっていかない&仲間が増えない
数年取り組んでいるけど、活動に行き詰まっている&次のフェーズに行きたい

という方には特にオススメです。一緒に学べることを楽しみにしています!

 

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【講師】

笠井成樹(かさい・しげき)
私の道(ミッション)は「人の可能性を広げる」こと。
そのために実践で使える哲学や、 U理論、GRIT(やり抜く力)について探求。
一人でも多くの方が、純粋に世界を感じ、ありのままに人と最適解に至るための対話をし、自分を愛し、身近な人を抱きしめ、他者を信じ、社会に貢献して生きたくなるように育みたい。
・ソーシャルプロデューサーズ・スクール学長
・慶應義塾大学SFC研究所 所員
鎌田華乃子(かまた・かのこ)
横浜生まれ。子どもの頃から社会・環境問題に関心があったが、11年間の会社員生活の中で人々の生活を良くするためには市民社会が重要であることを痛感しハーバード大学ケネディスクールに留学しMaster in Public Administration(行政学修士)のプログラムを修了。卒業後ニューヨークにあるコミュニティ・オーガナイジングを実践する地域組織にて市民参加の様々な形を現場で学んだ後、2013年9月に帰国。COJを2014年1月に仲間達と立ち上げ、ワークショップやコーチングを通じて、COの実践を広める活動を全国で行っている。
慶應大学グローバルセキュリティ研究所 客員研究員
ロータリー財団国際親善奨学生
Harvard Kennedy School, The Roy & Lila Ash Fellowship in Democracy

【カリキュラム】

第1回:人々の力で社会を変えるオーガナイジングって何?
人々の力で社会を変えるコミュニティオーガナイジングとは何かを学び、みなさん自身の変えたい想いをコミュニティオーガナイジングの戦略で作り上げる演習をします。

第2回:コーチングとは?コーチングをしあってみよう
リーダーを育てるために必須なのがコーチング。自分でやる方が早い、でも社会を変えるには必要。沢山のリーダーが育ってこそ社会変化はおきます。

第3回:パブリックナラティブ/ストーリー・オブ・セルフ
普通、人は社会問題に無関心で、自分には変えられない、と思います。そんな気持ちを「変えられる、自分達にはできる」と思えるようになるのにはストーリーを語り、共感を生み出すことが必要です。ストーリーの前半戦はまず皆さん自身について語ることから始めましょう。

第4回:関係構築
金銭関係の発生しないボランタリーな活動では想いと共にして、一緒にやっていけば何か出来そう!と思える関係を築くことが大切です。意図的に関係を作り出す一対一のミーティングの練習をします。

第5回:パブリック・ナラティブ/ストーリー・オブ・アスとストーリー・オブ・ナウ
ストーリーの後半戦。「自分達にも関係がある、今やらなければ」という思いを作り出す、行動に繋げるストーリーを語るにはどうすればいいかを学びます。

第6回:想いの発表会!
みなさんが作り上げた戦略、パブリックナラティブを全員の前で発表し、コメントしあいます。スクール終了後にお互いのプロジェクトが花開くように応援しあいましょう!

 

【申し込み方法】

「申し込む」ボタンをクリックして、お申し込み後、決済をお済ませいただきましたら、正式受付となります。

※キャンセルについて
決済後〜開講1週間前までは全額返金、開講まで1週間以降のキャンセルは返金なしとなりますのでご了承ください。
※決済はVISA、MASTER、JCB、AMEX、Paypal、コンビニ/ATMが利用可能です。
※確認・開講のご案内メールが、迷惑メールに振分けられてしまうケースが多発しています。 迷惑メールフォルダをご確認いただくか、または greenzjp[at]gmail.com、school[at]greenz.jpからメールを受け取れるよう、受信設定をお願いいたします。

 

受講しようかどうか悩んでる方のために!

今回の講師をお招きして「コミュニティ・オーガナイジングって何?」を学ぶミニ勉強会をに開催します!

受講するかどうかは置いておいて「どんなもんか知りたい」という方、大歓迎です。仕事終わりなどに気軽にご参加ください!参加希望の方はこちらのFacebookイベントで「参加ボタン」をポチッとお願いします。

「コミュニティ・オーガナイジング ミニ勉強会」
【ゲスト】コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン 笠井成樹さん
【日時】2017年6月19日(月)20:00 〜 21:0019:45 集合20:00 勉強会スタート

21:00 勉強会おわり & かるく交流

【会場】
greenz Harajuku
東京都渋谷区神宮前2-19-5 アズマビル1階
Map > https://goo.gl/maps/qTopq4M6SDu

【参加料】
500円

【定員】
20名

【参加方法】
こちらのFBイベントで参加表明をお願いします!
https://www.facebook.com/events/105980109991818/

 

みなさんのお申込みをお待ちしています!
ご質問がある方は、school [at] greenz.jp まで!
※グリーンズの学校【よくある質問】まとめました!まずはこちらをご確認ください

 

【スタッフ】

◎ 講師

笠井成樹(ソーシャルプロデューサーズ・スクール学長/慶應義塾大学SFC研究所 所員/新しい高校「Loohcs」教頭&Chief Learning Officer)

私の道(ミッション)は「人の可能性を広げる」こと。 そのために実践で使える哲学や、 U理論、GRIT(やり抜く力)について探求。 一人でも多くの方が、純粋に世界を感じ、ありのままに人と最適解に至るための対話をし、自分を愛し、身近な人を抱きしめ、他者を信じ、社会に貢献して生きたくなる人を育む。

◎ 講師

鎌田華乃子(NPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン)

横浜生まれ。子どもの頃から社会・環境問題に関心があったが、11年間の会社員生活の中で人々の生活を良くするためには市民社会が重要であることを痛感しハーバード大学ケネディスクールに留学しMaster in Public Administration(行政学修士)のプログラムを修了。卒業後ニューヨークにあるコミュニティ・オーガナイジングを実践する地域組織にて市民参加の様々な形を現場で学んだ後、2013年9月に帰国。COJを2014年1月に仲間達と立ち上げ、ワークショップやコーチングを通じて、COの実践を広める活動を全国で行っている。 慶應大学グローバルセキュリティ研究所 客員研究員 ロータリー財団国際親善奨学生 Harvard Kennedy School, The Roy & Lila Ash Fellowship in Democracy

【日時】

第1回 7/5(水) 19:30 〜 22:00
第2回 7/12(水) 19:30 〜 22:00
第3回 7/19(水) 19:30 〜 22:00
第4回 8/2(水) 19:30 〜 22:00
第5回 8/23(水) 19:30 〜 22:00
第6回 9/6(水) 19:30 〜 22:00

【会場】

グリーンズオフィス(第5回フィールドワークを除く)

東京都渋谷区神宮前2-9-15アズマビル1階

東京メトロ 千代田線 「明治神宮前」駅、銀座線「外苑前」駅、副都心線「北参道」駅、JR「原宿」駅からそれぞれ徒歩10分

【参加費】

一般 ¥36,000
ピープル割 ¥34,000
学生割 ¥30,000
遠方割 ¥30,000

※ピープル割は、greenz.jpを寄付でサポートしてくださる読者限定です。まだの方もこれ機にぜひ◎ 先着2名まで。→グリーンズの寄付読者制度「greenz people
※学生/遠方割はあわせて先着2名まで。遠方割の対象は「現在、関東4都県(東京/神奈川/千葉/埼玉)以外にお住まいの方」です。
*別途配布資料代として1000円がかかります。(初回参加時にお支払いください)

【定員】

12名

※最低開講人数は6名。申し込みは先着順です。開講の決定は初回授業の1週間前までにご連絡いたします。

【申し込み締切】

6月30日(金)22:00

※定員に達し次第、受付を停止します。お早めにお申込み下さい。